2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

久々に友人と会う。渡す予定のものをすっかり忘れていました。どうもすいません。 結局どうするのかは決められないのだけれど、他者の意見はやはり聞いてみたい。聞かれる方は困るだろうが、聞く側はそれなりに切実である。しかし、こうして迷っていられるの…

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。中学生の国語の題材として、久しぶりに出会った。最近、満開の桜や満月にばかり気をとられていたのかもしれない。兼好の言葉に少しは耳を傾けるべきなのではないか。

試験を前提とした教育と理想に忠実な教育

履修漏れ問題が世間をにぎわせている。現実的な問題としては、履修漏れの3年生をどう救うのかだろう。指導要領に従わない以上、卒業できないのか、それとも何らかの救済措置を用意するのか。生徒に責任はないのだから救済措置を、というのが後者の論者の言…

古本まつり3日目。今日は用事があってあまり長い時間はいなかったのだが、それでもやはり買ってしまった。まあ欲しい本だからよいのだけれど、収入のわりに買いすぎな気はする。 しかし、顔面の筋肉というのも、使ってないと衰えてしまうのだと痛感した。最…

古本まつり2日目。出版社のワゴンの並びが大きく変わった気がする。毎年同じにした方がわかりやすいんだけどなあ。しかし、三省堂会場がなくなったのは、寂しいかぎりだ。 こんなに買うつもりじゃあなかったんだけど、まあいいか。

古本まつりが始まった。毎年のことだが、散財の予感。今年は三省堂会場がなくなったようだ。三省堂のまわりの賑わいは好きだったんだけどなあ。

よい友達をもってうれしく思います。ありがとうございます。 ・・・ 北海道日本ハムファイターズ、日本シリーズを制す。日本ハムは思っていた以上によいチームだったと思う。普段は横浜ベイスターズの試合ばかり見ていてあまりパ・リーグは見ないから知らな…

ダリ回顧展へ。平日というのに混んでいる。 美術はよくわからないが、見るのは自由だ。個人的に良いと思えばそれで十分だし、それ以上のものを求めるつもりもない。結局、私は美術に頓着がないのだろう。 「平均的官僚」という題の絵。色合いがなんとも官僚…

読了

森田朗『会議の政治学』慈学社出版(2006) ISBN:4903425096 「本書は、そもそもは退屈でフラストレーションの溜まる会議の最中に、会議の退屈な理由と運営の効率化の方法について考え、作成したメモが出発点である」。退屈な会議は誰でも経験があろう。…

駄々をこねているだけではどうしようもないのだけれど。そうはいってもやはりねえ。

寄る年波には勝てないわけで。

自分を自分のままでいさせることがやっぱり一番大切なわけで。もちろん何が自分であるのかはよくわからない問題なのだけれど、そうはいってもそのとき自分であると思っていることについては、やはり自分のままでありたいと思う。しかし、他者にその自分を押…

そういえば、最近訃報記事をチェックしなくなった。俳優の藤岡琢也氏の訃報をみて、久しぶりに1週間分をチェックしてみた。フランス中世史の木村尚三郎氏、古代ローマ史の弓削達氏の訃報を知る。 訃報記事の書き方にはいろいろと思うところがある。事実を伝…

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筒井康隆『ベティ・ブープ伝』中公文庫(1992) ISBN:4122019524 副題は「女優としての象徴 象徴としての女優」。ひっくり返して2つ並べたところが面白い。ベティ・ブープはアニメーションのキャラクターたる女優なのだから、女優でもあり、象徴でもあ…

疲れると書いたら早速寝坊した。二度寝。いろいろと考え直す時期なんだろうね。

どうも火曜日が一番疲れる。なんでだろう。それにしても何も進まない。これでいいのか。

何のために教えているのか、よくわからなくなることがある。学習塾と進学塾の間。自由度の高さは、目的意識の薄さの裏返しにすぎないのかもしれない。ただ教えろと言われても、そこからは何も始まらない。

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花見薫『天皇の鷹匠』草思社(2002) ISBN:4794211783 著者は諏訪流第16代鷹師であり、宮内省の鷹匠。 「人鷹一体」という言葉が印象深い。鷹と鷹匠とが心を通じ合わせなければならないという。鷹は単なる狩りの道具ではなく、鷹匠にとってはパートナ…

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河合香織『セックスボランティア』新潮社(2004) ISBN:4104690015 戸惑わせる題名である。セックスとボランティアは相容れないものなのではないか、そんな気がした。だからこそ、どうしても読みたくなった。 「障害者の性」というタブーに挑んだ良質の…

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苅谷剛彦『なぜ教育論争は不毛なのか』中公新書ラクレ(2003) ISBN:4121500881 題名に偽りあり。題名を問いにしたからには、どこかで仮説を用意すべきであろう。しかし、そもそも、本書では題名のような問いをたててはいないのだ。なぜこのような題名に…

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宮崎市定『科挙』中公新書(1963) ISBN:4121000153 今はなき中国史家の古典的名著。今は中公文庫にも入っている。 隋代に始まり、清末まで続いた科挙。明代には学校制度と科挙が併用され、清朝では試験の上に試験を重ねる結果となってしまい、弊害ばか…

読了

大村敦志『民法総論』岩波書店(2001) ISBN:4000260308 岩波テキストブックスの1冊であるが、あまりテキストブックという感じがしない。法律学ときいて一般に想像されるような類の本ではないからであろう。法律の解釈や適用ではなく、民法典自体から一…

不思議なもので今日はやたらと連絡が多い。不思議なもので、こういうのはかたまってしまうようだ。

旧体育の日。晴れの特異日らしいよい天気。しかし、今日は朝から眠い。何でだろう。 それにしても選択の幅だけがやたらと広いのはいかがなものか。まあ昔と比べればこれでも狭まっているのだろうが、他人からみればずいぶんと広いのだろう。多芸は無芸か。

ささやかな幸せを願うにはまだ若すぎるのだろう。でも、そういう幸せはうらやましくもある。天職幻想と心中するとはそういうこと。 最近は地に足が付かない生き方をしている気がする。常識が失われつつあるのだとすれば、幻想に心中するにはよいことかもしれ…

後輩の結婚式。呼んでくれてありがとう。すばらしい式でした。門出をお祝いできて、私もうれしいです。 2次会の後、というか2次会から、いろいろと愚痴をこぼすことが増える。久しぶりに愚痴をこぼした。たまにはこういう機会がないと、精神的によくない。…

高等遊民に現在を思う

高等遊民という言葉がある。高等教育を受けながら働かない人たちのことを指す、夏目漱石の造語だという。具体的には、「こころ」の先生がまず思い浮かぶ。なぜ働かないのか。先生には資産があった。他にもそれぞれ、個別に理由があるのだろう。 社会的に見て…

よい機会なので、ブログのタイトルも変更。いつまで続くか高等遊民。

これほど雨が降ったのは久しぶりな気がした。雨の日のどんよりとした雰囲気がなんとなく好きだ。

読了

川島武宜『日本社会の家族的構成』岩波現代文庫(2000) ISBN:400600012X 学生書房、日本評論社から出版されていた同題名の書籍に論文1つを加えた新編集版。もともとの4本は1946〜48年に書かれたもの、追加の1本も1955年のものである。それ…