Good-Bye Fare Ye Well

明日は引っ越し。責任のない時代はもうすぐ終わろうとしている。
匿名に疲れて更新しなくなってから久しいので、いまさらではあるが、もうこのブログを更新するつもりはない。
匿名でいられたのも、責任のない時代だったからだと思う。匿名性が発言の責任から逃避させ、責任からの逃避が逆に発言を限定した。限定されていたからの自由を享受できたのだと思う。
本当に責任のない時代から、責任がないとまではいえない時代になり、自ずと更新から遠のいてしまった。責任を持ちたい欲求が匿名性を嫌悪したからなのかもしれない。
もうすぐ、求めるとにかかわらず責任と同席せざるを得なくなるだろう。やっとまともに社会と向き合うということなのかもしれない。もう、高等遊民的生活を懐かしむこともできなくなるかもしれない。できることならば、精神の核には、高等遊民的要素を残しておきたいものである。
もし、今後ブログを始めるとすれば、おそらく名を明らかにするだろう。このブログとの関係を明らかにすることもおそらくない。
なお、ブログをあえて消去するつもりもないので、このまましばらくは残るのであろう。
・・・
O, fare ye well, I wish you well, Good-bye fare ye well, good-bye fare ye well,
O, fare ye well, my bonny young girls, Hoorah, my boys, we're homeward bound.