一度仮説をつくってしまい、その仮説の魅力にとりつかれてしまうと、どうしてもその色眼鏡をかけてものを見てしまう。場合によっては、本当は黄色いものが、緑がかって見えることになる。しかも、色眼鏡に酔うと、自分ではなかなかはずせない。 その要素を取…

誤解を解くのは大変な作業だ。なぜそのような誤解が生まれたのか、過程はわかるが、なぜそのような過程を経るのかがわからない。やはり、そこに限界があるのではないか。

不思議な動きは今日の仕事を生んだ。しかし、この仕事は、存在自体に意味がある。個性など何も問われない。そういう意味で悲しいが、逆に没個性のままでいろいろと見ることはできる。

とりあえず、無事通過いたしました。とりあえず一安心というところ。

まさかの安倍晋三首相辞任。所信表明演説をしておいて、代表質問を前に辞めるとは。いったい何が起こったのか、一瞬、わけがわからなくなってしまった。

今の仕事について、最も感動した瞬間に立ち会った。たったあれだけのことに感動するのは、ひょっとしたら私だけかもしれない。しかも、それは私に対して発せられた言葉でもない。しかし、私にとっては幼いときの大事件であり、歴史として後から学んだことを…

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秋岡伸彦『ドキュメント榎本武揚』東京農大出版会(2003) ISBN:4886940374 当時の読売新聞記事によって榎本武揚の足跡をたどる試みのようだ。しかし、ならばもっと新聞記事を中心に据えてもよいのではないか。新聞記事をあえて使っている意図があまり伝…

訃報記事より。ご冥福をお祈りします。 瀬島龍三(95歳、9月4日午前0時55分没) 元大本営参謀、元伊藤忠商事会長。終戦時にソ連軍に連行され、シベリアに抑留される。中曽根政権のブレーンとしても活躍。 ルチアーノ・パバロッティ(71歳、9月6日…

台風一過。せっかくなので、サイクリング。自転車を借りて、近辺を散策。ここに来てから、もう10年近い。そろそろ次を。

今日の出勤も台風のなか。もちろん、昨夜ほどではなかったけれども。 しかし、短い期間とはいえ、それなりに多くの経験をさせてもらっている気がする。もうすぐ終わるはず。

台風が来ているというのに、無駄に遅くまで仕事場に残ってしまった。その結果、あえて台風のさなかに帰宅することに。ビニール傘が飛ばされるさまなどを見て、日常と違う特別を感じてしまうが、びしょ濡れで帰ったのは、やはり間抜けだ。

なかなかよい経験をさせてもらった。しかし、視点の欠如と視野の狭窄は、やはり残念でならない。無理矢理ではあっても、勝手にまとめてしまったことは、結果的によかったのだと思うのだが、はたしてどうだろうか。 しかし、20世紀の世界史と日本の戦後史は…

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飯尾潤『日本の統治構造』中公新書(2007) ISBN:9784121019059 今、日本の政治システムについて学びたいのであれば、間違いなくこの本をすすめたい。 「はじめに」で著者は、次のように述べる。「説明のなかには、これまで聞いてきた話とは違う、目新し…

仕事場で用済みになったものでも、欲しがる人もいれば、使い方もある。

調子が悪いのに、胃腸に悪いものを食べたくなるのはなぜだろう。

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柳家小三治『ま・く・ら』講談社文庫(1998) ISBN:4062637774 カバーによれば、「まくらの小三治」の真骨頂、とのこと。まくらばかり17話おさめられている。 まくらを独立させて集めるという発想が面白い。もちろん、面白いまくらだからこそ、集める…

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佐々木毅・吉田慎一・谷口将紀・山本修嗣編『代議士とカネ』朝日選書(1999) ISBN:4022597259 1996年総選挙で小選挙区に立候補して当選した代議士384人(復活当選も含む)を対象にして、公開情報を整理分析、政党支部・資金管理団体・後援会に分…

夏バテかなあ。それとも歩きすぎかなあ。今日はお出かけが多かったし。

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佐藤誠三郎・松崎哲久『自民党政権』中央公論社(1986) ISBN:4120014770 自民党研究の古典的名著。第2部・第3部に付された資料は、「基本的事実の確定」という基礎作業だけに、読むものではないが、とても重要な資料になっている。 この本が出版され…

今はこういうめぐりあわせなのかもしれない。ちょっとしたことがリズムを狂わせるのかもしれない。

あきれるのも度を過ぎると心配になる。

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猪口孝・岩井奉信『「族議員」の研究』日本経済新聞社(1987) ISBN:4532094402 本書が扱う「族議員」の分析は、主に、「族議員」のキャリアのモデルケースの検討(第4章)、「族議員」の分類(第5章)、政策決定過程における「族議員」の影響(第6章…

図書館見学に行く。いつもお世話になっている図書館の内側を見ることができた。 図書館職員は女性ばかり。案内の女性いわく、図書館だけでは食べていけないから、とのこと。利用者から使用料をとるわけでもなく、自治体の予算を書籍の購入に使うと、どうして…

土産物屋に行ったらどうやら私のことを覚えていたらしい。値引きしてくれた。まだ3回しか行ってないのに。今後もこのお店を使わないと。

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新藤宗幸『概説日本の公共政策』東京大学出版会(2004) ISBN:4130322060 著者いわく、「行政学(地方自治論)の観点から、日本の公共政策を考えるためのテキストとして執筆したもの」。法科大学院設立の頃、あわせて公共政策大学院なるものがいくつか設…

どんな環境であっても、主体的に取り組めば、何か得るものはあるはず。怠惰に流れないようにしないと。

「やりがい」の源ってなんだろう。いろいろとあるのだろうけど、とりあえず対象に内在するものと、対象の周辺に位置するものに分けられるのではないか。前者が一般に「やりがい」といって思い浮かべるような要素。具体的には、対象への興味・関心とか、自己…

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南伸坊『冗談ばっかり』ちくま文庫(1986) ISBN:4480020969 「あとがき」にはこうある。「「冗談ばっかり」というのは、ホンの冗談で、ばっかりというワケにはいかない。けっこうマジメなことも書いてしまっていて、メンボクないことです」。また、本文…

最近、日曜日は寝てばかり。仕事はそこまで忙しくはないのだけれど。

やっとそれなりに過ごせる日が来た。でも、やっぱり暑い。