満員電車で強く足を踏まれる。大した傷もないが、非常に痛い。今でも若干痛い。しかし、不可抗力であったとしても、踏んだら一言謝ってくれれば、そこまで嫌な思いはしないのに。
だけど、そもそもの原因は、無理にでも車両に詰め込もうとする電鉄会社の方針にあるのではないか。車両に無理に押し込めば、出発・停止のときに中で人が押されてしまうことくらい、当然に予想できるはず。にもかかわらず、それくらい人を詰め込まなければ利用者を乗せられないダイヤ編成にするのは、はたしてどうなのだろうか。
だが、それを言うならば、同じ時間に出勤させようとする日本の社会そのものに問題があるのかもしれない。特定の時間帯に利用者が集中するからこそ、満員電車が生まれる。電鉄会社もその被害者といえなくはない。