思い返せば、復帰当初から何かが違う。以前の活気がない。私が去り、もうひとりの古参が去り、何かが変わったのだろうか。経営の問題もあるだろうが、そういう問題ではもはやないだろう。今回の件だって、それ自体としては昔からありそうなものだが、余裕がないのかもしれない。時代の変化についていけていないのだろうが、それにしても。
だが、余裕のないのは私も同じこと。泰然自若とはいかないものか。怒らないとわからないこともある。そうしなければ伝わらないこともある。だが、そうはいっても、私には余裕が理想だ。
いつも笑っているから、と言われる。しかし、この数年間、明らかに笑いが減った。昔はもっと笑っていた。あの頃の笑いの源は、どこへ行ったのか。もっと自分を磨かないと。