中学校の社会科公民の授業などで必ず「三権分立」という言葉をならう。立法権、行政権、司法権の三権だ。立法権は国会、行政権は内閣、司法権は裁判所。内閣はさすがに誰でも知っている。その長たるは内閣総理大臣
それに比べると裁判所の印象の薄いこと。最高裁判事は15名いるのだが、そのうち何人を知っているだろうか。そして、その長は誰か。法律学を学んだ経験があっても、なかなかに思い出せない。
悔しいので調べてみた。

現在の最高裁判事一覧

第一小法廷:横尾和子、甲斐中辰夫、泉徳治、才口千晴、涌井紀夫
第二小法廷:島田仁郎(長官)、津野修、今井功、中川了滋、古田佑紀
第三小法廷:上田豊三、藤田宙靖堀籠幸男那須弘平田原睦夫

歴代最高裁長官一覧

初代=三淵忠彦(1947年8月4日〜1950年3月2日)
2代=田中耕太郎(1950年3月3日〜1960年10月24日)
3代=横田喜三郎(1960年10月25日〜1966年8月5日)
4代=横田正俊(1966年8月6日〜1969年1月10日)
5代=石田和外(1969年1月11日〜1973年5月19日)
6代=村上朝一(1973年5月21日〜1976年5月24日)
7代=藤林益三(1976年5月25日〜1977年8月25日)
8代=岡原昌男(1977年8月26日〜1979年3月31日)
9代=服部高顕(1979年4月2日〜1982年9月30日)
10代=寺田治郎(1982年10月1日〜1985年11月3日)
11代=矢口洪一(1985年11月5日〜1990年2月19日)
12代=草場良八(1990年2月20日〜1995年11月7日)
13代=三好達(1995年11月7日〜1997年10月30日)
14代=山口繁(1997年10月31日〜2002年11月3日)
15代=町田顕(2002年11月6日〜2006年10月15日)
16代=島田仁郎(2006年10月16日〜)