とうとう小説を教えることになった。「気持ち」を問う問題は、書いていないことを答えなければならないので、本当は解けるはずもない。さまざまな考え方がありえるなかで、入試問題の回答として適当なものを導き出す方法を教えないといけない。私には非常に乱暴な作業に思える。
さしあたりは石原千秋氏の方法論に学び、私なりに理解して教えてみた。伝わっているかどうかはなはだ疑問ではあるが、情報処理をして「気持ち」を導くのは、たぶん入試の王道だろう。まあ、しばらくこれでやってみるか。
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焼き鳥36本なり。