第2の寝床はかえって寝心地が良い。とはいえ、さすがに部屋としてどうかと思うので、1ヵ月後には模様替えの必要があろう。もともと部屋としてどうかと思う状態だったので、模様替えにも少なく見積もって1週間はかかるだろう。
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近くに新しいラーメン屋ができていたので行ってみた。夕刻の開店時刻ちょっとすぎに行ったので、私は待たずに座れたが、有名店ということで、しばらくすると列ができた。しかし、店の作りが全く対応しておらず、店員も心得ていないようで、客の待たせ方が下手だ。結局は「慣れ」なんだろうが、客に飽きられる前に対応しないと、せっかくのチャンスがふいになってしまいかねない。
気になったのは、店が汚いこと。もともとラーメン屋だったところが、新装開店したわけで、ある程度汚いのは仕方ないのだろう。しかし、せっかく新装するなら、内装にも手を加えたほうが良かったのではないかと思ってしまう。まあ、予算の問題もあるわけで、門外漢の私がいえた問題ではないのだが、客に汚いと思わせてよいことなど何もないのは確かだ。
店自体は仕方ないとしても、器が汚かったのはちょっと問題だ。別に不潔ではないが、器に脂や他のものがくっついているのは決して気持ちのよいものではない。これは「慣れ」の問題ではなくて、「心がけ」の問題だ。
行列のできるような有名店は、私の経験からすると、多くの場合、店がきれいだ。きれいとはいえない店でも、客に汚いとは思わせないように工夫してある気がする。もちろん、なかには汚くても何の問題もないと考えているとしか思えないような店もあるが、それは例外だと思う。(私がそういう店をあまり好きでないだけかもしれないが。)
気になるのは、今回の店は有名店の名前を使っているわけで、その有名店と何らかの関係があるのだろう。有名店には名前のイメージというものがあるわけで、いい加減な店を出されると、もともとの店自体の印象も悪くなってしまう。だとすれば、有名店側としては、それなりにアドバイスなりしているはずだと思うのだが、今回はどうなのだろうか。ラーメン自体は確かに有名店のものと同系列であることは一目瞭然だ。しかし、それ以外のところはどうだろう。ラーメン屋という商売は、味がすべてなわけではないと思うのだが、どうだろうか。
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戦前の文章を読む必要があり、旧字体とカタカナの読みにくい文章を新字体・ひらかなに直しているものを借りてきた。どうせ直すなら句点・読点もいれてほしい。ひらかなにするだけでも読みやすくはなるが、どうせ直すなら中途半端はどうかと思う。
気になったのは、「用ヰる」。「ヰ」はカタカナで、ひらかなに直すと「ゐ」のはず。特別な漢字と思ったのかもしれない。
「用いる」については昔から気になることがある。日本国憲法では、「用ひる」と記載されているのだが(29条3項)、旧仮名遣いだと「用ゐる」のはずだ。起草過程で何があったのだろうか。ひょっとして単純なミスなのか、それとも当時は「用ひる」が主流の仮名遣いだったのか。