身の回りに些細な変化があるととても不安になる。そのくせ、大きな変化があるとわくわくし、それを望んでしまう。前者だけみれば、とても保守的に思えるが、後者をあわせれば一概にそうともいえないのかもしれない。
一応、「進歩的保守派」と名乗ることにしている。総論に関しては進歩的な側に与することが多いが、その手段・方法となるととたんに現状を重視する。経路依存的な発想といえばよいのかもしれない。
ことばをかえれば、発想が事務的なのだろう。そのせいか、具体的な「夢」はあまりない。目標設定はたいてい現実的になってしまう。極度に抽象的な世界と極度に具体的な世界との中間に、あまり層をもっていないのだろうか。