孫子』を読んだことがあるだろうか。名前くらいはきいたことがあっても、実際に読んだことのある人はきっと少ないのだろう。文章も抽象的であり、中国の古典が嫌いな人にとっては面白くないかもしれない。しかし、この本は、現代になっても価値のあるものである。何度読み返しても、新たな発見がある。戦略とは何か、交渉とは何か、勝利とは何か、人間とは何か、、、こういうことに興味のある人は、ぜひご一読を。
ちょっと読んでみようかなと思ったら、守屋洋孫子の兵法』三笠書房知的生きかた文庫(1984)ISBN:4837900186。解説として具体例がついているので、イメージしやすいかと思われる。より興味をもったら、岩波文庫ISBN:4003320719 や中公文庫ISBN:4122039401おくと便利。