WBC、日本は韓国にまた敗戦。いい試合だった。勝てるチャンスはあったのに、それを生かせなかった。イチローがファールフライを捕りにいって観客に邪魔され、金城の好返球を今江が落としてしまった。それがすべて失点につながった。李鍾範はよく打ったと思う。思い返せば先制のチャンスで岩村のスタートが少し遅れてホームでアウトになり、しかも足を痛めてしまったのが、すべての始まりだったのかもしれない。
韓国はこれまでノーエラーだという。岩村をアウトにしたライトの返球もよかった。やはり短期決戦は守備が大切だ。韓国はヒットは3本(日本は6本)、チャンスをしっかりとものにしている。韓国は強かった。日本は大事なところで打てず、韓国はここぞというところで打った。日本は悪いタイミングでエラーしてしまった。
明日、メキシコが米国に勝てば、日本が準決勝に進めるチャンスもある。しかし、それは難しいだろう。失点率からメキシコにはもはや進出の可能性はなく、米国は勝てば進出である。メキシコは戦意を喪失している可能性が高い。今日の練習をキャンセルしてディズニーワールドに行くことを決めたという報道(夕刊フジ)もある。
こうなったら、韓国には優勝してもらいたい。アジアの野球の力を世界に見せつけてください。しかし、2009年の次のWBCでは、日本が優勝してくれ。
ところで、今日の実況中継のアナウンサーはイマイチだった。解説の2人もちょっと困っているように感じた。代打が出た後、どこの守備位置についたのか言わないし、そもそも試合経過を把握していないようにも思われた。