とりあえず仕事の目処はたったということにする。明日は1日すべて仕事でつぶれるだろう。まあ、すでに今日1日つぶれているんだけどね。
話は変わるが、部屋でとうとう雪崩が起きた。部分的な小さな事故だったので、被害は全くなかったが、今後のことを考えると頭が痛い。このままではいずれ破綻してしまう。雪崩の原因となるものは2つあって、第1に大量の書籍、第2に大量のコピー資料である。どちらも必要といえば必要なものだし、特に書籍は集めること自体がひとつの趣味であることからすれば、絶対に手放せない。文献整理の効率のよい方法を見つけたいところだか、どうしたものか。そもそもの部屋のスペースからして、こうなることはずっと昔からわかってはいたのだが。
趣味というものはすなわち時間とお金の浪費である。時間やお金を惜しんでいるようでは、もはや本当の趣味ではない。とはいえ、時間にもお金にも限界がある。限界をこえてこれらを浪費すれば、仕事に支障を来し、最終的には身の破滅が待っている。私はいまのところ、時間もお金も書籍に対して他人からみれば異常に投入していると思う。しかし、自分の限界をこえて投入しているとは思っていない。生活スペースに支障は来しているものの、本業に迷惑が及ぶほどのことではない。仕事柄、本業に役立っている面すらあるのもまた事実である。とはいえ、それは今までの話である。もし、このままのペースで書籍が増大し続けたとすれば、いずれ居住スペースとは別に書籍のためだけのスペースを設けなければならない。これほどの道楽はない。しかし、今の私にはそこまでするだけの余力がない。これは出し惜しみしているのではなく、自分の限界をこえているのである。
近いうちに選択のときが来るのだろう。そのとき、趣味は現実に対して譲歩しなければならないのかもしれない。何かよい方法はないものか。