ここで制度論批判を展開したところで所詮が匿名のブログ。主張を展開するなら、しっかりと署名して、自分の発言に責任を持つべきだと思う。しかし、いまだに自分自身の存在を示した文章を書かないでいる。文章を仕事にしたかったはずなのに、この臆病さは何だろうか。この躊躇いが結局のところ、今の私に結実してしまったのだろう。
それでもあえて一言だけ。結局のところ制度の自殺ではないか。理想論で制度設計したところ、現実面が追いつかず、守旧派によって新しい革袋にどんどんと古い酒がつめこまれようとしている。そして、その結果、理想は倒れ、現実は回らず、負のスパイラルに飲み込まれようとしているのではないか。サイはたしかに投げられた。でも、過ちは改めるべきではないか。どうせならば理想に心中した方がまだ潔い。