なぜこのタイミングで栄養費なんだろう。秋のドラフトの参加権剥奪もありうるようだが、西武にとどまらず、球界全体のダーティなイメージはなかなか払拭できないのではなかろうか。
受け取った大学生の父いわく、奨学金のような認識だった、と。彼のコメントにあるように、どこの球団でもあることならば、この認識にもうなずけなくはない。一見、言い訳に聞こえるが、それが常態化していれば、そのなかにいるものにとって、それは当たり前の出来事にすぎない。
本当に奨学金ならば、そういう制度をつくればよい。そうすれば、誰も批判はしないだろう。しかし、それでは意味がないのかもしれない。スカウト活動がどういうものなのか、私にはよくわからないので、建設的なことは何もいえない。
ただ、これではダーティなイメージだけが残ってしまう。過去も同様だったのだろうという推測は仕方ないとして、せめて今後はクリーンに、とのはずが、一場事件の後にも西武の栄養費である。