免許11日目

今日は朝から応急救護。3時間もかけて心肺蘇生措置の実技。思ったよりも力がいる。けっこうたいへんだ。しかし、いくらこの実技をしたからといって、もし現場に居合わせたとして、適切な措置ができるだろうか。全く自信はない。とはいえ、最低限の知識を身につけさせるというのが講習の趣旨なんだろうから、まあそれでよいのだろう。たしかに、こういうのはおぼろげでも知識があるのとないのとで何かが違うのかもしれない。
応急救護の指導員が、所内で重要な発見をしたときの人だった。あのときのことを覚えていたらしく、講義終了後に声をかけてくれた。あの1コマのおかげでかなり楽に運転できるようになったのでたいへん感謝している。よく考えれば、時間の要素の方が大きかったのかもしれないが、いずれにせよ気づかせてくれたひとつのきっかけなわけで。
はじめて車に3コマ乗る。昼間にキャンセル待ちで2コマ、夕方に予約していた1コマ。今日は昨日と違って、予約がなくてもどんどん乗れたようだ。日によって全然違うらしい。
路上に出ると、またもや右折がうまくいかないのだが、どうもそれはいろいろ別のことが気になるかららしい。2コマ目の終わりに、右折のときも行く先をもっとよく見ないとダメだ、との旨いわれ、それを気にしたところ、格段によくなった気がする。3コマ目の指導員が、所内で全然ダメな運転をしたときの人だったのに、特に問題点を指摘されなかったのは、そんなにひどくないということだろう。
はじめて車に乗ったときは、絶対に運転なんて無理だ、と思ったが、今は特に無理を感じない。車体の感覚がだいぶんとつかめたらしい。路上ももっとたいへんかと思ったが、かなり慣れてきた。この調子でいけば今月中には免許がとれるだろう。