前もって予定は調べましょうね。
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清掃の専門業者というのは、騒音のことを気にしないのだろうか。2階より上は住居なのだから、夜の10時を過ぎて大きな音を出していたらうるさいと思うだろう。もう少し考えてほしいものだ。騒音を防ぐ準備もせず、それでも専門家なのか。(実際に清掃をしている人は専門家ではないのだろう。問題なのは、指揮をとる現場責任者であり、現場にすらいない本当の責任者である。)
こういうことを考えると、手抜き工事とか偽装とか、普通にあることなのだろうなあ。他への配慮が足りなければ、こういう事態に陥ることになろう。自己利益最大化だけ貫けば、それによって害される利益もあろう。その調整がなされるならば、自然と調和がとれるのだが、調整手段を失えば、その結果が手抜き工事であり、偽装なのである。
それを防ぐためには、どうすればよいのか。ひとつは第三者の介入であり、もうひとつは自己抑制である。どちらも何らかの要素によって行為を思いとどまるわけで、そこには権力の作用がみてとれる。それを明示的に行えば第三者の介入となるが、黙示的に行えば自己抑制となる。境界は判然としないが、それぞれの典型的な場面は想定できるだろう。前者の典型は国家の介入であり、法律・行政の活躍する場面である。後者の典型は教育である。